病棟全体の医療・看護の
質向上を目指し
日々頑張っています

特定看護師
看護師歴15年目 T.Aさん
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看護師になってから15年になります。以前は関東の大学病院に勤務していましたが、5年前に当院へ転職してきました。2020年から4階HCUに勤務しています。

救命処置が必要な環境で患者さんとの橋渡しになりたい

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4階HCUは多くの診療科の医師がいらっしゃいます。看護師の時間外勤務もありますし、患者さん、救急搬送や緊急手術などが必要な方が多く非常にタイムリーな処置を必要とするところです。「今が何時か」ということも分からないよう状況の患者さんもいらっしゃいますし、自分自身が看護師にも患者さんにも安心できる環境にしたいと考えていました。そこで2年前に「特定行為研修」を受けました。

研修を受けて何が変わったのか

特定行為研修を受けた看護師はそれまでの自分とは違い、業務の幅が広がります。「特定看護師」という資格はありませんが、研修を修了すると修了証が発行され、特定行為手順書に沿って実施することができるというものです。自らが行える処置も増えるため、病棟全体の医療・看護の質を向上させることができます。たとえば、患者さんの様子を見ながら人工呼吸器の設定を変更することもあります。特に夜勤帯で医師からの指示が難しい時などは、タイムリーな判断で行うことができ、患者さんの不快やストレスを軽減することができます。
また、患者さんに、病状の説明など一歩踏み込んだ説明ができたときや、患者さんから「あなたの説明を聞けて良かったよ」と前向きな意見をもらえたとき、一生懸命勉強して知識をつけてよかったと思います。医師がいない時は患者さんも不安だと思うので、できるだけ自分ができることで安心していただけるように接しています。また、患者さん家族には具体的に、かつ分かりやすく、安心していただけるような説明の仕方を心がけています。
しかし、看護師が自らの判断でどこまでやって良いのかという見極めは難しく、まだまだ勉強の日々です。

一歩上を行く看護を目指すなら

私には特定看護師を目指す後輩を育てていきたいという野望があり、同じ意識をもった看護師が増えていってほしいと願っています。そのためにも自分がお手本となる看護師であり続けなければならないと思っています。
ガッツのある看護師さん、向上心があって、どんな困難にも立ち向かっていけるポジティブな人、心身ともに健康で明るい方、お待ちしています!一緒に頑張りましょう!