毎日の学びが成長のカギ
手術室看護の醍醐味を
感じながら

手術室
看護師歴23年目 S.Mさん
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看護師歴23年目、当院歴9年目です。他病院を経験後、救急医療を学びたいと思い、当院に就職しました。入職後は今までの経験を活かし、手術室に配属されました。

手術室看護師を目指した理由

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手術室勤務は病棟勤務とは全く違います。変な言い方ですが、学生時代に実習などで勉強したこと、そして病棟での勤務経験が、あまり役に立たない部署です。
手術室は希望の部署で、私自身の手術経験から、不安や痛みに対する看護師からの声かけがかなり印象に残っていた、ということがありました。手術を受ける方の安全と安心、そういう意味での支えになりたいという気持ちで希望したことが、今の私につながっています。

日々進化する医療に適応できる看護師を目指して

手術を受ける方は高齢者が多く、かつては年齢的に手術適応とならなかった方でも、その上限がどんどん上がってきているのを実感しています。
たとえば消化器外科なら、以前は病原切除ではなくバイパスにしていた年齢でも今は病原切除できるケースがあります。また、外傷の骨折で寝たきりの方でも、以前は保存的な治療だったのが現在は手術適応になり、元気に歩けるようになるケースもあり、患者さんの安全のキャパシティーが広がったと実感しています。特に高齢患者さんは既往歴が多く、事前情報を踏まえた医師とのカンファレンスをしっかり行い、無事に手術が終わった時は、手術室看護師として関われて良かったと思います。
手術室看護はどんどん変わっていくので、絶対的に日々勉強ですから、そういう面でもモチベーションを常に高めていく必要があり、そのためにプライベートを充実させています。登山や小旅行で日常とは違うところに自身を置いて楽しんでいると、気持ちがスッと晴れやかになります。

今後も成長を続ける当院で自分の目指すキャリアアップを

他の施設での勤務を経験した私が感じるのは、当院は大きく成長してより改革される病院だということです。自分の意見や、さまざまな意見を出しやすい雰囲気のある職場だと実感しています。看護部としても認定看護師や特定看護師取得において、ファーストレベルなどの教育課程受講にも快く行かせてもらえます。自分がどのように成長していきたいかをアピールすると、応援してくれる病院だと思っています。