大好きな分野で
自分のスキルをさらに
高めていきたい
看護師になって17年ほどが経過しました。新人の頃は大学病院へ入職しましたが、地元(宇都宮)に戻ることになり当院へ転職してきました。7階の循環器科病棟勤務、4階HCUの立ち上げ、外来などでの勤務を経て、現在は救急外来で勤務しています。
循環器分野でずっと生きていきたい
救急外来にはさまざまな病態の患者さんが搬送されてきます。外傷患者さんの縫合を行うこともありますし、骨折や虫垂炎で緊急手術になることもあります。そんな中で私自身のやりがいにつながるのは、やはり循環器の急性期患者さんのケアです。
たとえば、狭心症や心筋梗塞で緊急搬送される患者さんは、緊急の心臓カテーテル治療を行うケースもあり、救急外来の看護師が介助に入ります。特に心筋梗塞は90分がリミットと言われており、医師と連携しながら迅速かつ安全に心臓カテーテル検査を行い、状態が落ち着いた患者さんが病棟へ入院されると、「よくやった、自分!」と自分で自分をほめたくなります。
患者さんやご家族から「ありがとう」という言葉をいただけると、人の役に立てたんだ!と実感できます。前職の大学病院でも循環器病棟に勤務していましたが、根っから循環器看護が好きなのかもしれせん。もちろん、日々反省することもありますが、自分らしい仕事ができる今の環境には満足しています。
自分の子に恥じない看護師であり続けたい
ところで、私には小学生の子どもが2人います。当院には子育て中のママさん看護師も多く、お互いに協力しながら急な休みにも対応できています。産休や育休制度もしっかりしていますし、院内に託児所もあります。働き方や働く時間も選べますし、同じような悩みを抱えるママさん看護師同士で情報共有しながら、相談し合えるのもありがたいです。
救急外来は定時に帰れることも多いところではありますが、やはり休日出勤もありますし、2交代勤務のため夜に家を空けることになります。それでもやはりこの仕事が好きですし、子どもたちに恥じない仕事を続けていきたいです。
そしてもう少し子育てが落ち着いてきたら、INE(Intervention Nursing Expert)など、心臓カテーテル分野での看護を極めていきたいと考えています。