未経験から始めた透析看護
日々の成長を実感しています
看護師になって2年目、新卒から当院に勤務しています。最初は病棟勤務でしたが、入職後すぐの研修で見学した透析看護が忘れられず、私自身の強い希望で入職半年後に腎透析センターへ異動してきました。
透析看護に惹かれた理由
一番の理由は、透析を受けている間だけではなく、患者さんの生活背景にも深く関わっていけるところです。
透析を受ける患者さんは、週に3回、4時間ほどの時間を病院で過ごします。しかしそれ以外の時間、透析を受けに来ない日の様子は分かりません。そのため当院の腎透析センターは、「連絡ノート」を使って患者さんやご家族との情報共有をしています。たとえば、家でトイレに行けないなど状態変化の影響で生活状態が変わってしまったら、電話や連絡ノートでご家族から情報をいただきます。その情報を元に、腎透析センターでは何ができるかカンファレンスで共有し、患者さんとの関わり方や対応を話し合っています。現在は、ご家族にとっての身近な相談先でありたいと思い頑張っています。
私は、勝手なイメージですが、患者さんの中には癖のある方も多いのかなという印象を持っていました。ところが、実際に働いてみると良い意味でイメージが変わりました。透析患者さんとの関わり方を、教科書通りではなく自分で考えながら関わっていけば良い信頼関係が築けることに気づき、今では、そんなに難しく考えなくても、患者さん第一に考えていればやっていけるかなと思うようになりました。
自分の看護が嬉しい言葉で返ってくることがやりがいです
まだまだ透析機械のことに関しては分からないことや自分では出来ないことも多いので、日々の透析業務に関わりながら身に着けていきたいです。
そんな中でも一つずつ出来ることが増えてきたり、患者さんから「あなたで良かった」「今日はありがとう」などの言葉をかけていただいた時は、やりがいを感じます。透析看護を始めて1年ほどになりますが、最近はこうした嬉しい言葉をかけていただくことが増えました。
プライベートも充実!自分らしい働き方ができます
私は現在、病院の寮に入っています。同期もいますし、休日が合えば一緒に出掛けることもあります。腎透析センターは定時で仕事が終わり、夜勤もありませんので予定が立てやすいです。
私は透析看護未経験からスタートしましたが、先輩方も皆さん温かく、丁寧に教えてくださるので、安心して日々学ぶことができています。少しでも興味をもっていただいたら、せひ腎透析センターを見学に来てください。