少しずつ経験を重ね
脳外看護のやりがいと
魅力を実感
看護師歴2年目です。入職からの配属先で脳神経外科病棟勤務をしています。
学生時代から急性期医療を学びたいという気持ちがあり、手術が必要な患者さんやその状況に立ち会い、学びを深めていきたいという思いがありました。
6人が1人をサポートするという教育体制
1年目の時にはたくさんの先輩方にサポートしていただきました。脳神経外科病棟ではプリセプターが1人でなく、先輩6人に新人1人という体制で、誰に聞いても良いというスタイルです。新しいことばかりで覚えることの多いなか、その日に行った新しいことは、勤務の最後にその日ついていただいた先輩と「あの時はこうだった、次は気をつけよう」など必ずアウトプットするようにしていました。
まだまだ経験の浅い私ですが、印象に残っていることもあります。急性期で搬送されてくる患者さんは疼痛など重症の方も多く、髄液検査で背中に針を刺すことに恐怖心を抱く患者さんがいました。
ケアとしては処置中に体を支えることですが、支えながら手や足を握ったりさすったりしながら、「今こういうことをしていますよ」と都度声を掛けてみたのです。自分なりに考えて行動したものですが、患者さんが安心して処置を受けられたようで、「あなたで良かった」という言葉をいただいき、やりがいを感じました。
憧れの先輩の背中を見ながらスキルアップを目指します
急性期での脳神経外科の患者さんは、高次脳機能障害のため、他の病棟に比べて意思疎通が難しい方、自己体動が難しい方が多いです。常に多重課題のある現場で、5~6人の患者さんを受け持ちますから、優先順位を決めて行動しなければならず、即座の判断が求められます。それらを決して業務的にならず患者さんに傾聴しながら、看護の方向性の決定などを同時に進めていく先輩がいます。先輩には心底憧れています!
脳神経外科での勤務を経験してみて、今後考えているのは認定看護師取得です。このまま頑張って落ち着いたら、いずれ循環器も勉強してみたいと思っています。
明るく働きやすい、疑問は何でも聞ける職場です
当院は本当に明るい雰囲気です。スタッフも気さくで、部長や副部長も病棟まで様子を見に来てくれます。新人でも話しかけやすい環境なので、働きやすいです。何でも聞ける、答えてくれる、そういうところで仕事をしたい方にはとても良い病院だと思います。